サバキ神妙 第九回 テコンドーの空の下 |
はい、今回はテコンドーさんです。 以前書いたように、 初心者が入り込みやすく、 なおかつエンディングに最も近いキャラが、 このテコンドーさんです。 その安定感たるや、 まさにジョイメカファイトの『ほのお』 のポジションにふさわしいかと。 その安定感たるや、 まさにかっとばせキヨハラくんにおける 『キヨハラの出っ歯オチ』 にふさわしいかと。 その安定感たるや、 まさに同人ゲームHPにおける 『設定とキャラだけ作って開発中止』 にふさわしいかと …え?最後のはお前の過去じゃねえか、ですって? ……だ…誰がそんなことを… ち……中止のどこがいけないっていうんですか!?(逆ギレ) ・・・ てことで、やたら作り置きっぽいネタ で始めてみたのですが、本題はここからなので、どうかひとつ。 ●日常に生きるテコンドー● 今回のキャラのテコンドーさんは、典型的な手数勝負な格闘家です。 手数勝負の女、という言葉から 『春麗っぽい?』 という妄想が浮かぶと思うのですが、 春麗というよりは『懲りずに同じ技を使いまくる』という観点から 春一番っぽいといえます。 わかりやすく言い換えると 春一番系の、ああいう一方的な戦いが出来る というのがテコンドーさんのキャラ特性なのですね。 (やたらわかりやすくない感じで) 実際、その 『春一番系』 がどういうものかといえば前にも出た、 『弱キック連打戦法』なわけです。 テコンドーさんの弱キックは、 『モーションが短い』 『リーチが長い』 という点で他の格闘家のどの技をも凌駕しています。 SAVAKIのシステム上、 防御では相手の隙が作れない のでテコンドーさんのその弱キックは 本当に驚異的で強力なのです。 てことは、じゃあ、 『テコンドーさんの弱キックに死角は無いのだろうか』 『テコンドーさんは最強なのだろうか』 という疑惑が出てくるのですが、実はそのいずれの答えも 『いんや』 です。 ちょっと前に、テコンドーさんは春一番に似ている、と書きましたが、 まさにその形容の通りでして、 『テコンドーさんは弱キックしか芸が無い』 という芸人生命にソビエトストライクする点が テコンドーさんのウィークポイントなのです。 てことで、CPUなり人間がテコンドーさんを使用してきたら、 『弱キックくる。くる。くる。くる』 という観念を頭の中に常駐させとくのが 対テコンドー勝負の鉄則でしょう。 逆にこちらが人間相手にテコンドーさんを操る時は、 『弱キックくる。くる…とか考えてんじゃねえよバカ』 と、フェイントをかけたりして翻弄するのが テコンドー使いとしての心がけでしょうか。 己を知って、相手を知れる… まさにキャッチ・ザ・ハート。 いや、全然『まさに』じゃねえよ@俺。 ●他人の不幸はテコンドー● テコンドーさんの弱キックは連続六ヒットまで出せますので、 大抵は六発当てきるまでにはダウンを奪えます。 …まあ、しかし、 弱キック連打戦法は特に特殊な入力も何もないですし、 読んで字の如く、弱キックを的確に当てていこうや、といった 攻略としては完全敗北な代物ですし…。 ということで、ある程度このゲームに慣れてきた人の為の特殊講座を始める事にします。 やり込んだ人なら既にわかってらっしゃるとは思うのですが、 敵の頭部に中、強威力の攻撃を深めに当てると たまに赤いパーティクルがパッと飛び散りますよね。 まだ、その確実な発生条件はわからないのですが、 このテコンドーさんのネリチャギ はそれを引き起こすのにもってこいの技です。 ちなみにネリチャギは 相手と接近している状態で上段中キック で出します。 具体的にどうするか、といえば、 『弱キックで相手の構えを知る』 『上段ガードだったら、とりあえず蹴り倒す』 『中、下段ガードだったら、少し弱キックで弱らせてからネリチャギ』 『深めに決まれば、たまに赤いパーティクル』 以上をエンドレスで。 このネリチャギの楽しさにハマればあなたも SAVAKIの虜です。 第一、SAVAKIって慣れると楽ゲーなんですよ。 「あ、ウルルンまであと二十分か… よし、とりあえず伝統空手で軽く流すかなっ」 とかいったお手軽なゲームなんです。 それに花添えるテコンドーさんのネリチャギ。 まさにキャッチ・ザ・ハート。 これは言い得て妙かも@俺@そうでもないかも うん。今回は以上ってことでひとつ。 えんい〜 (やたら中途半端な感じで) 次回は≪ムエタイ〜横須賀〜≫です。 (文責:バドソン) 「習慣!ゲーム微妙 01/02/17号」掲載 |
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