速瀬 水月
(はやせ・みつき)
かつては仲のよい友達。今は彼女という存在の水月。
しかし、遙が長い眠りから目を覚ました今、孝之は水月との関係を維持できるのか!?
水月エンド
遙のところでも書いたがこれも「いかに遙と別れるか」がカギになるお話
個人的には遙エンドよりもこっちの方がお話として綺麗にまとまってる印象なので
遙が真のヒロインで、遙の想いと遙との想い出に孝之クンがどう決着をつけるかがメイン
なのだという説を採用することに決定
遙に気持ちが行きがちな孝之クンを身体で繋ぎ止めようとしたりするあたりが
水月の生々しいとこだったりするんだけど、絶対いるよなこういう女!
それが悪いとは思わないけど、やっぱりなんかみっともない
けど、そういう生々しいところが水月の魅力ともいえるワケで、
個人的にはこういう女の人、嫌いじゃないです。むしろ好き
まあ、水月の場合ははじまりが「絶対好きになってはいけない相手を好きになった」
(逆にそういうふうに堰きとめてるからこそ余計に想いが募るものなのだが)って
いう決定的な負い目があるから多少は仕方ないんだろうけども、
その反動で結局「孝之クンを支える自分」以外の自分がなくなってるのは
やっぱりどうかと思う
人を好きになるってことは大切なことだけど、好きってのは相手に見返りなんかを
求めちゃいけない感情であるべきなのよね
そうであるからこそ、相手が自分を好きだと思ってくれることが
何にも代えがたいことになるわけで
…と、いろいろ考えさせられるお話でした
全然考えまとまってないけど
いずれにせよ、「マヤウルのおくりもの」の伏線とか、最後の絵本のくだりの演出は
見事としかいいようがないです
鳥肌立ちました、マジで
こういう話で気持ちよく泣ける自分にもちょっと感動(笑)
なにやるにせよ、やはり「自分」というのをしっかり持って生きる事が大切なんだよ、
という結論に達した、ということで強引に終了〜
(水月バッドエンドについては遙の項参照)
攻略について
これも遙と一緒で基本的に水月よりの選択肢を選びつづけていればOK
一番重要な分岐は8月19日の遙の「ふたりは付き合っているの?」の問いにはっきりと
「その通りだ」と児玉清ばりに答えること
あとはエンディングに向けて一直線でございます