学校の怪談

タイトル画面(ウソ)このタイトル間違い

君のこと〜〜
私のこと〜〜
誰かのこと〜〜
知らないこと♪


それはアニメの主題歌じゃねぇか!ってツッコミきそうですが、ゲームとアニメ、実は原作が一緒です。
内容は全然関係ないですけど。

○くるくるハニワ

映画が題材となっているこのゲームですが、ジャケがもう「うひひひひひひひひ……」とか笑ってます。

ジャケット 顔は笑ってる〜♪(ゆけ!ゆけ!川口浩)

ジャケットだけではまったく内容をうかがい知ることは不可能ですが、ヤバい雰囲気が漂ってることだけは間違いありません。

つき抜けると、タイトルやジャケットを見ただけでそのゲームの持つ風合いとか味とかを推測することができるようになりますが、このジャケットはビンビン来ます。
教師びんびん物語です。野村宏伸出てるし

ジャケット裏には
「ある夏の夜、お化けを封じ込めていた封印が破られた。
解き放たれたお化けたちが、小学校の旧校舎で大騒ぎ!」

とあります。

大騒ぎーー♪(2×9肉Rock'nRoll)

ま、その通りなんです。

とりあえず実際にプレイしてみましょう。
四個で消えるよ、プレイスタート!

…ポリゴンのハニワがくるくる回ってます。

くるくるこれがくるくる回ります

くるくるくるくる。
くるくるくるくる。
くるくるくるくる。
くるくるくるくる。


まわりすぎ!

しかも途中でなんかバラけました。
…ワケわかりません。
最初に起動したときはこれでおなかいっぱいになったのでやめました(笑)

プレイヤーはまず、このハニワくるくるムービーに耐えられるかどうかを試されるのです!
(一応Bボタンでスキップ可能ですが、最初のプレイで飛ばすとワケがわからなくなるので最後まで我慢して見てください)

ハニワいわく、「バラけちゃったので封印が解けチャッタ!だから集めて直してネ!」ってことみたいです。
知るか!

やあ、じゃないだろって、自己紹介されてもなぁ

○子供がたくさん出てくる

ハニワくるくるムービーに耐えると、今度はいきなりムービーが挿入されます。

なんか学校の旧校舎で妹が行方不明になったので姉が探しに来たみたいです。
…案の定出られなくなってました(笑)

その姉とは別にバカっぽい小学生男子2人組も旧校舎に入りこんで出られなくなります。
バカです

映画を撮り込んだムービーが終わるとようやくゲームらしい画面になります。

取説では「移動シーン」と呼称されている画面なのですが、単なる旧校舎の見取図です。

移動画面移動画面

赤く縁取られているところだけが移動可能になっていて、ほとんどプレイヤーに選択肢はありません。

…意味ねぇよ。

で、赤く縁取られているところに移動すると「探索シーン」になります。

探索シーンに入ると、目と手足のついた黒板みたいなヤツ(以下、「黒板くん」と命名)がいちいちやってきて居座るのがウザいです。ていうかウザすぎ

怖い黒板くん

ちなみに、黒板くんの右手に乗っているのが「封印のはにわ」、左手が「命の炎」らしいですが、あんまり気にしなくていいです。

黒板くんの黒板部分が画面になって、その中をカーソルでクリックしていろいろ見つけるタイプの極めてオーソドックスなアドベンチャーゲームです。


普段何もないけれど…

場所によってカーソルが変化

でも、このカーソルでクリックADVの元祖がエルフの「ELLE」だということを知ってる人はあんまりいません(笑)
(注:一説には「聖女伝説」が元祖という話もアリ)

ある意味この「学校の怪談」も「ELLE」の系譜に連なるゲームだということが出来ます。
誰もそんな分類しないですが。

カーソルで画面クリックがメインの操作になるため、このゲームはシャトルマウスに対応しています。…ムダに(笑)

クリックする場所によってはアイテムが入手可能。

…でも便所で見つかった「ちゃんこ鍋」とか食わないだろ、普通。

チャンコ増田…うげえぇ…

基本的にフラグが立たないとこの「探索シーン」から抜け出せなくなっているので、手当たり次第にカーソルが反応しそうなところをクリックしていけばクリアできます。
面倒ですけどやさしいです。

場所によってはいきなり黒板くんの目が怒りだします
そうなると「ムービーシーン」のはじまりです!

QTE(笑)目が怒ってるでしょ?

画面の動きに合わせて、方向指示カーソルや連打表示が出ます。
それに応じた入力をしてしのぎましょう。

連打連打連打でしのげ!

これは大昔のLDゲームの系譜です。
つい最近「QTE」と名を変えて「ムースカ」で採用されたのが記憶に新しいですが、要は「ロードブラスター」とか「ドラゴンズレア」と一緒だと思って下さい。

入力に失敗すると体力が減りますが、多分平気です。

減った体力は便所で見つけた「ちゃんこ鍋」とか食えば回復します。
オエェェェェ…

○小向先生

このゲーム、映画が元ネタになっているため、贅沢にムービーシーンが盛り込まれています

原作の映画を私は見ていないのではっきりとはいえないのですが、おそらく丁寧に映画のストーリーをなぞった流れになっているんだと思います。

映画を見るような気軽さでゲームができる、という意味では忙しい人向けともいえます。

…だって2時間くらいで終わったもん(笑)

ストーリー的には陳腐な怪談ストーリーですが、ほんのりラブロマンスがあったり、最後に意外なオチが待ってたりするので結構楽しめました。

「くまひげさん」がWAHAHAの佐藤(ヒゲ)なところや野村宏伸演じる小向先生のダメさ加減がいい感じに笑えます。

特に小向先生の絶叫シーンは必見!
関根勤もビックリです。

叫びツチェェェーーッ!!

それに「ゲロ兄」とか残酷なあだ名をつけられてるキャラがいたりして、妙にノスタルジックな気分にさせられること請け合いです。

双子の兄だから「ゲロ」らしい…

(話は逸れますが、吉田戦車「いじめてくん」の「ひどいあだ名の会」は秀逸です。クキ魔)

○まとめ

映画のタイアップタイトルだから大したことないだろう、とタカをくくっていたのですが、ハニワはくるくる回るし、個人的にはかなり楽しめました。

作り手側にかなり遊び(いい意味で)が見られるのも悪い感じはしませんでした。
かなりスベってるの多いけど(笑)

コレを発売日に買った人は尊敬に値すると思います。
慧眼です(笑)

とにかく小向先生の絶叫シーンだけでも見る価値ありますので是非!

断っておきますが「怪談」というほと怖い話はまったくないです(笑)

(文責:オグさん)

(「習慣!ゲーム微妙 00/12/16号」掲載分より加筆修正)

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