サバキ神妙
第十三回 ボクたたかいたくないよ〜ボクシング〜
はい。大詰めです。ボクシングさんです。

今まで長い間キャラ別攻略をしてきたものの、
『弱キックでうんぬん』
『上段強威力キックでうんねん』

という風に蹴り主体で話を進めてきた感があります。

というのもSAVAKIは一発目が大事ですので、
『リーチが長い蹴りで攻撃に入る』

『そのまま威力をシフトアップしてくれるのを利用』

『ダウンを奪う(奪う努力をする)』


てな具合に、やはり自然と蹴りを前面に
押し出した戦い方になるわけです。

もちろん、近距離戦での上段攻撃にはパンチも有効に
なるのですが、それはあくまでアドリブの域です。

間合いを詰める時には飛び蹴りも有効ですし、
どうしてもキックというのは大切な要素になるのです。

しかしですね、当然ながら今回のこの彼、
頑なにキックを使いたがらないのですね。

これはやっぱり大きなハンデを負うことになります。

昔、バイソンというキャラがいましたが、彼って
有無を言わさないくらいの攻撃力があったでしょ?
もう、がつんがつんってイわせてたでしょ?

SAVAKIの彼、そんなアドバンテージも無くて…

…まあ、説明書の弁明を紐解きましょう。

(以下、引用)

<ボクシング>
言わずと知れたボクシング。
あえて言うなら足技が無く、
手業だけによる攻撃により、
手業がもっとも発達した格闘技です。


(以上、引用)

うわ〜ん、 ボクこうりゃくしたくないよ〜

そんな、どうにもこうにもつらいこのボクシ
ングさんなのですが、唯一誉められる点は
ラッシュ性能の良さです。

そのラッシュ性能たるや、うまく最初の一発が
入れば、防御は出来るもののサバけないと
いった状態に持ち込むことができるくらいです。

ということで、ボクシングさんは如何にうまく
ラッシュに持ち込むか、というところに焦点が
絞られることになります。


●君の声が頼りだ!●


ボクシングさん、はっきり言って
弱パンチ以外は隙が多いくせに
威力もヘタレで最悪です。

しかし、どうしても間合いを詰めて叩き込むには
前進を余儀なくさせられるため、中威力以上に
なってしまいます。
(これはほぼ全キャラ共通の仕様ですが、
ダッシュ中の攻撃は強威力になります)

では、どうするか。

ここで、私は二つの方法があると思います。

まず一つ。

『待ちボクシングさん』

これは相手の攻撃をサバいてから
その隙を突くかたちでラッシュに入る方法です。

うまくサバければこれほど確実な方法は無いの
ですが、なにせ『待つ』というリスクが大きいため
つらいところです。

壁際に追いつめられたら楽に死ねますし。

で、二つ目。

『弱パンチの間合いを読む』

はい。これがおすすめです。

ボクシングさんの場合、どうしても弱パンチを
連打する戦闘スタイルになるわけです。

しかし、ボクシングさんはそれを見越してか、
人一倍自動的に前に進んでくれるのです。

その一歩グッと進んでくれる間合いを読んで、
弱パンチで、出来れば、カウンターを決めつつ
懐に入り込んでラッシュに入るのがいい感じです。

・・・

当たり前な事なんですが、ラッシュに入れたら
相手の構えを読んで確実に攻撃を与えていきましょう。

防御されるとダウンを奪えなくなります。

確かに防御されてるのか当たってるのか
よくわからないキャラもいます。


しかし、どのみちダウンを奪えなかったらラッシュ終了
と共に反撃が襲ってきますんで、サバキの心構えを
忘れないのが大切です。

で、サバいたらまたラッシュ。

でも、CPU戦の後半はそれでも相当きつい
戦いになります。しかし、そこまで来た人なら
十分にボクシングさんの魅力の感じ取っている
はずですので、そのままクリア出来るはずです。

でも、私、一回しかクリア出来てないですけどね。

・・・

対人戦のボクシングさん対決は非常に
燃えるんで是非やってみてください。

ということで今回はここまで。

次回≪ふりーすたいりゅ≫です。

(文責:バドソン)

「習慣!ゲーム微妙 01/04/14号」掲載


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