サバキ神妙
第ニ回 パンチとキックの妙、その前に…
威風堂々と始めたつもりのこの連載、 いきなり前回誤った事を書いたので訂正します。

本当、
3DO社社長の発売前の自信たっぷりさ加減みたいな、
前のめりなしょっぱい気持ちで胸いっぱいです(泣)

で、訂正するのは防御についての記述です。

前回、『既存の格ゲーと同様、うんぬん』と 書いたのですが、それは大きな勘違いでした。

正しくはこうです。

まず、相手の攻撃を防御するためには
『防御という操作』は直接には必要なく、
『防御時の構え』というファクタが焦点になります。

基本的に、
『上段の攻撃を受けた時、上段の構えになっていれば防御成立』
同様に、
『中、下段の攻撃を受けた時に、中、下段の構えになっていれば防御成立』
となります。

中段、下段の構えの区別はないため、 構えは二つしかないことになります。

上段の構えというのは
『左上、上、右上』をキーイン
していることにより行なわれます。
また、中、下段の構え
『左、ニュートラル、右、左下、下、右下』をキーイン
していることにより行なわれます。

つまりは
相手に向かって行きながら殴られても
『当たりどころ』によっては防御が成立する

という、なんともアドヴァンスなシステムですよね?

また、ちゃんと読んでくれた方なら
『あれ?じゃあ、中、下段がニュートラルでいいってことは、
要は防御って、上段攻撃の時に上を押すだけでいいってことじゃないの??』

と思うはずですが、まさにそのとおり

まぁ、実戦じゃ使えないけど。

以上、訂正でした。

今後はこの事を教訓に今一度初心に返り、
一からSAVAKIの研究に取り組む所存ですので 今後にどうかご期待ください。

そう!全く新しい衝撃をあなたに!
(3DO社社長風)

次回、≪本当にパンチとキックの妙≫です。

(文責 バドソン)

「習慣!ゲーム微妙 00/11/11号」掲載


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